社長メッセージ

代表取締役社長 長谷部 正
 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 近年の社会情勢は、地政学リスクが依然として継続しており、予断を許さない状況下にあります。当社グループといたしましては、どのような状況においても柔軟に適応し、社会的責任を果たすとともに、軟包装資材業界をリードすべく、企業価値の向上と持続的成長の実現を目指してまいります。
 株主の皆さまのご愛顧に感謝申し上げますとともに、引き続き今後の展開にご期待くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

2024年12月 代表取締役社長 長谷部 正

業績の概要

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インバウンド消費の拡大や雇用・所得環境に改善の動きが見られましたが、インフレの影響により実質賃金の伸びが抑えられるなど力強さを欠き、景気は緩やかな回復に留まりました。また、地政学リスクの高まりを背景としたエネルギー・原材料価格の高止まりや急激な為替変動、消費者物価の上昇等においては、依然として先行きは不透明な状態が続いております。
 当軟包装資材業界におきましても、エネルギーコスト、原材料価格等の高止まりが継続し、厳しい経営環境が続いており、先行きは不透明な状態です。
 このような状況下、当中間連結会計期間の業績は、売上高は15,299百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は1,354百万円(同61.0%増)、経常利益は1,347百万円(同59.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は901百万円(同70.6%増)となりました。
 当中間連結会計期間は、上述のとおり、国内市場ではエネルギーコストや原材料価格等が高止まりしている一方で、これまで実施した価格改定の影響や受注数量の増加により、増収・増益となりました。海外市場では受注が堅調に推移したことに加え、円安による為替影響もあり、増収・増益となりました。
 業績につきましては、当中間連結会計期間の業績を踏まえ、通期の連結業績予想を修正いたしました。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があり、再度修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。